連休中だと言うのに、今日も午後から透析。
しかも雨・・寒い!。
休日なのに、カッパ着たり、
何だかんだ準備して、
午前中もゆっくりできない・・。
透析を始めてから約1年半、
おしっこの量も、やや減りました。
まだ腎臓の方も、若干機能しているので、
透析前に尿意がありますが、
よかったことは、映画を見に行っても
尿意で席を立つこともなく、
3時間の超大作でも、全然余裕!。
夜中にも、尿意で目覚めることもなく、
ぐっすり、眠れます。
透析導入する前は、
しょっちゅう夜間頻尿で、
目が覚めていました。
夜中にトイレで目が覚めてしまう『夜間頻尿』。
加齢で腎機能が低下したり、
若い人でも、お酒を飲みすぎたり、
水分取りすぎたりすると、
トイレに起きる回数は多くなります。
男女でも、60代だと7~8割、
80代だと、8~9割の人が、
夜中、尿意で起きると言われています。
頻尿で何度も夜中に起きると、
睡眠不足になって、日常生活にも、
悪影響が出てきてしまいます。
日中よりも夜間に、尿意を催すのは、
日中に摂取した水分が、ふくらはぎに、
溜まってしまうのが原因と言われています。
私たちの体は、体内の水分を、
一定に保つ働きがあります。
食事や飲み物などで得た水分の内、
余分な水分を、汗やおしっこ、
呼気などに変えて、
体外へ排出しています。
ところが、年齢を重ね、
血管や筋力が衰えてくると、
血液を循環させる機能が低下し、
膝下からの血流が悪くなり、
血管から水分が足に漏れて、
ふくらはぎに溜まってしまうのです。
昼間に運動したり、立ちっぱなしだと、
ふくらはぎに水が溜まって、足がむくみ、
夜、横になった時に、水分が再び血管に戻って、
おしっこが作られて、かなりの量が膀胱に溜まり、
尿意をもよをすんです。
立っている時、ふくらはぎは筋力で、
重力で下がってきた血液を再び、
心臓に戻す“第2の心臓”とも、
言われていますが、
余分な水分を溜める、”第2の膀胱”、
とも言えるんですね。
腎不全になると、やがて完全に、
無尿になるので、体内の毒素や、
水分が排泄されないと、
数日で大変なことに・・。
その為、水分摂取量のコントロールは命がけ。
もう慣れるしかないですね・・。
因みに、膀胱を持っているのは、
ゾウやライオン、ヤギ、人など、
哺乳類だけ!。
地上にいる哺乳類に、膀胱がないと、
おしっこを垂れ流し、その匂いで、
自分の存在が敵に知られてしまう。
それで、おしっこをかなりの量貯められる、
膀胱ができたり、汗腺を少なくして、
汗をかかなくなったんだそうです。
汗を大量にかく哺乳類は、
人と馬とカバ、だけだそうです。
人の膀胱が溜められる量は、
大人で200〜400ml。
牛乳瓶1本分。
体の大きいゾウは、10リットル。
2リットルのペットボトル5本分。
でも、おしっこを放出する時間は、
人もゾウも、同じ21秒。
どうやら、体重が3キログラムの哺乳類は、
皆21秒だそうで、
ゾウのように大きな膀胱でも、
尿管も太いので、21秒。
排泄時間が長いと、敵に襲われたりして、
危険ですからね。