昔、まだ携帯電話や、

 パーソナル通信がなかった時代、

  アマチュア無線が流行っていましたね!。

 

最初に入った会社が、

 コンピュータ関係の会社でしたが、

 

みんな、アマチュア無線の免許を取得していて、

 それぞれ、コールサイン名で呼び合っていましたっけ。

 

私はその当時、BCLにはハマってましたが、

 アマチュア無線には手を出していませんでした。

 

中学の時、お年玉貯めて購入した、

 東芝製の「トライX2000」という受信機で、

  CB無線とか、海外の放送を聞くのが、

   大好きでした。

 

 

 

このトライX2000は、

 相当優秀な名機で、

  つい最近まで、30年以上受信してました。

 

 

CB無線とは、「市民ラジオ」

(citizens band radio)のことで、

  昔はトラックとか、

   出力のでかい違法な無線機が、

    家庭のテレビを干渉して、

     迷惑でした・・・。

 

なので、電波法の取り締まりが厳しくなったのと、

 携帯電話やインターネットの普及で、

  かなり人口も縮小気味・・・。

 

ところが、ここ最近、

 地震や停電など、災害に強いアマチュア無線は、

  基地局や中継アンテナが不要なので、

   緊急通信手段として脚光を浴びています。

 

また、スマホの通話は、

 相手と自分だけの1対1の会話ですが、

  アマチュア無線は、誰かが話していても、

   受信した人が、会話に参加したり、

    応答したりすることができるので、

     グループチャットが可能で、

 

 尋ね人や、探し物など、様々な楽しみがあります。

 

また、通信料が無料だし、

 士官の制限ないので、寝落ちなンてことも・・。

 

ただ、アマチュア無線を始めるには、

 安全にルールに従うためにも、

 「免許」が必要になります。

 

 

免許は第1級から第4級まであり、

 年に数回試験が実施され、

  免許を取得すると、

   年間で500円くらいの、

    電波使用料が必要になります。

 

苦労して取得した分、

 相手の気使いや、思いやりなど、

  人との繋がりや絆が強く、

 

ネットやSNSと違って、

 誹謗中傷や、喧嘩なンて無縁の世界です。

 

特にコロナの時代、

 電波を使った、テクノロジーの世界で、

  なぜか、アナログ的な、

   人との繋がりが大事になってくるンでしょうね。

 

電波は見えないけれど、

 地域も、年齢も、職業も違う人が、

  この時間に、繋がっている人、

   声を聞いていてくれる人がいる。

 

 

昔は、アマチュア無線なんて、

 ネクラなンて言われていましたが、

 

 ハイテクな、SNSの方がクライ・・。