試験に出ない!-2448

4月29日は、語呂合わせの、
 タオルで「よ(4)くふ(2)く(9)」
  (良く拭く)という事に因んで、

「タオルの日」と、
  大阪タオル卸商業組合が制定した日、
   だそうです。

タオルは毎日洗いますが、
 バスタオルの様な大きな物だと、
   なかなか乾かないですね。

なので、お風呂から上がった後、
 フェイスタオルで、拭いています。
タオル

試験に出ない!-2449


この、タオルの歴史は意外と古く、
 紀元前2000年頃の、
  古代エジプトの遺跡で、
   織物(リネンテリー)のようなものが、
    発掘されています。ツタンカーメン

その後、古代ローマでも、
 フランス、イタリヤのフィレンツェ、
  現在のタオルの元となったものが、
   貴族の間で使われていたと言われています。


日本には、明治初期に、
 イギリスから輸入し、
  現在では、風呂好きの日本人には、
   欠かせないアイテムとなりました。
 
試験に出ない!-2450


タオルには、水滴をすばやく吸収する為、
 布面に輪状をした、
  ケバが織り出してあります。

それを「パイル地」といいます。


日本のタオルの中には、
 両端の生地が、
  薄くなっているものがあって、
  
 つまり、パイル地ではなく、
 「木綿地」と呼ばれる、
   普通の織り方になっています。


そこには「○○酒店」や、
 「居酒屋××」などと、
   宣伝用の文字が印刷されていたりします。


このタオルのアイデアを作り出したのは、
 大阪の、あるタオル業者の人。

お風呂に入って背中を洗るとき、
 タオルの両端を持って、
  ゴシゴシ洗ったりしますね。
  (気持ちイイんだ~あれが!)

その時に、広く背中に当たるのは、
 タオルの真ん中の部分ですね。

それならば、
 タオル全体がパイル地でなくても、
  良いコトに気づきました。

お中元とか、引っ越しの、
 挨拶回りに配る、タオルって、
  結構コストが掛かったンです。

わざわざ高いパイル地で作らなくとも、
 両端を、安い木綿地にすれば、
  それだけ使う糸を節約できるし、
   コストもかからない。

しかも、その空いてる部分に、
 会社名を入れたら、
  宣伝にもなる。(一石二鳥)

そんなアイデアから、
 両端が木綿地の、
  タオルが誕生したのです。
 (さすが、大阪商人!、頭エエ~!)

こらエエ~!ってことから、
 広く全国に普及したンだそうです。