4月18日は、1885年(明治18年)に、
日本で最初の特許制度、「専売特許条例」が、
創立されたのを記念して、
「発明の日」と制定された日。
100年近い歴史の中の、
その第1号の特許が、
錆び止め塗装の塗料だったとか。
漆を主成分に、
鉄や天然の顔料を混ぜ合わせた物の中に、
なんと生姜も含まれたいたそうです。
作った人は彫刻家の、
「堀田瑞松(ずいしょう)」さん。
この錆び止め塗装は、かなり優秀だったそうで、
ロシアの軍艦が日本へ入港した際、
塗装が劣化して錆びに困っていた艦長に依頼され、
試しに塗ったところ、以来1年間、
劣化が見られなかったそうです。
その艦長からの口コミで、アメリカや、ドイツ、
オーストリアの海軍からも、注文が殺到し、
外貨を稼ぐ事となりましたが、
悲しい事に、その恩人でもあるロシア艦は、
後の日露戦争で日本軍によって、
沈められたそうです・・。
不思議な運命を感じる話ですネ!。